さんまのさんぽ。

一歩進んでは立ち止まる、22歳大学生の雑記ブログ。

「夢」ってなんなんだろう。

 

先日高校の同級生がアイドルをしていることを知った。

なんとなくそうなのかなと思ってたけど、

ちゃんと聞いたのは初めてだった。

 

 

それを聞いた時、

うわ、いいなぁ。めっちゃかっこいい。

と思った。

 

でもそう思った自分に対して、

驚いた。

 

 

中学の時、別の同級生がアイドルを目指していた。

オーディションを受けたりしていた。

 

それを知った時、本当に今思うと失礼だけど

ちょっと引いた自分がいた。

 

畑と田んぼしかないど田舎からアイドルを目指すことを、

それが実現できると信じて頑張ることを

ちょっとダサいと思ってしまった。

 

彼女の夢がその後どうなったのか、私は知らない。

 

月日が経ち今の私は、

アイドルになりたいという夢を素直にいいなぁと思った。

 

自分の中で何が変わったんだろう。

 

 

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私は今までの人生で「夢」を持ったことがない。

 

小・中学生の頃、あなたの将来の夢は?と聞かれた時は「教師」と答えていた。

本気で「夢」だと思うものがなかった私は、

その場を切り抜けるために当たり障りのない職業をいうのが正解だと思っていた。

 

だけど教師になるのが夢、だとは思ったことがない。いまでも。

今年就活をやって、やめて、教育やりたい!と思ったけど

自分の夢=教師をすること、ではないような気がしている。

 

だし、教育をやることも「夢」ではない。

なんだか、しっくりこない。

教育に関わっていくのはただ、「やりたいこと」な気がしている。

 

夢ってなんなんだろう。

やりたいこと、したいこと、目標、とはなんとなく別のもの。

22歳になった今のところ、

自分の「夢」にしっくり当てはまるものをまだ見つけられていない。

 

 

でも最近分かってきたのは

夢に良いも悪いも、

大きいも小さいもないということ。

世界一周が夢な人もいれば、結婚することが夢な人もいる。

 

そして夢がある、と言えること自体がすっごい尊いことだということ。

何歳になってもやりたいことをして、夢を追いかけている人はそれだけでかっこいい。

 

 

アイドルを目指すって「人生の正解ルート」とされているものからかなり外れた場所にある。安定とは無縁。成功する保証なんてどこにもない。

 

もし私が今からアイドルを目指すと言ったら周りから本気で止められると思う。

 

自分に置き換えて考えた時、

その夢を追いかける決断力と行動力がとてつもなく尊く感じた。

 

中学生の自分にこう言いたい。

 

15歳の私、これといった夢持ってないやんな?

22歳の私もまだ自分の夢、見つけられてません。

「夢」を持てることがどれだけ素晴らしいことか、あなたは知らない。

「夢」を持ち、それに対して行動している人を馬鹿にするなんてしょーもないことすんな。

その考えを改めなさい。

 

結局「夢」ってなんなんだろうね。

今はわからない。

 

ただ今の自分には「夢」はないけどやりたいことはたくさんある。

やりたいことを突き詰めていけばいつか「夢」が見つかるのかなぁ。