さんまのさんぽ。

一歩進んでは立ち止まる、22歳大学生の雑記ブログ。

親と進路について話したよ。

 

今までずっと、親と進路の話をすることが苦手だった。

 

 

いつからだろう。

 

中学生の頃には正座で2時間号泣しながら叱られていた記憶がある。笑

それからずっと、受験、留学、様々な進路・将来の話を泣いて過ごしてきた。

友達にこう言うと驚かれ、「うちはご飯を食べながらゆるっとそういう話してる」と返され心底羨ましかった。

 

両親に自分の考えの弱いところを指摘され、甘さを叱られ、それに対してうまく自分の言葉で意見を返せないことへの悔しさや、怒られることへの恐怖などいろんなものがごちゃごちゃ混ざって涙になって溢れてくる感じ。

親が泣かしてくるのではなく、いつも自分が勝手に泣いてしまっていた。

 

 

多分今までは話し合いに望むのにいろんな面で準備不足で、自分の確固たる意思もなくて、両親に一喝されると萎縮していた。だから決まって心臓がバクバクして、声が震えて、自信もない話し方しかできなかったんだ。

 

 

 

けど今日、変わった。

 

初めて対等に話ができた。

 

来年からどうするつもりでいるの?と聞かれ、教育実習に行ってから教育の世界に関わっていきたいと思ったこと、特にキャリア教育に興味があってそこから今DxPというNPOで活動をしていること、4月以降も自分なりの教育への関わり方を探していきたいし、勉強していきたいと思っていること。

冷静に、自分の言葉で具体的に伝えることができた。

 

正直親に反対されても自分がやりたいことで生きていく意思は固まっていたし、アルバイトしながらの生活でもいい覚悟はできていたからどう言われても、そういう考えもあるけど自分はこういう考えだ、と返すことができた。

親の意見に飲み込まれずに自分を保ちながら対話ができた。

 

なぜだろう。何が変わったんだろう。

きっとこの半年ぐらいずっと自分との対話を続けてきて、自分の考えを言葉に表すことをしてきたから、自分の考えが自分で正しく把握できるようになったんだと思う。あと答えのない問いを問い続けていくある意味での体力がついたような気もする。

 

 

結果として今までの私と違うことを感じたのか、いつも眉間にしわを寄せ、目をつぶって私の話を聞く父が今日は気持ち少しだけ優しい表情で話を聞いてくれた。

私の考えを一部認めてくれた。

 

母はあまり納得していなかったし最終的には応援まではしてもらえなかったけど、全面否定もされなかった。

 

 

あと、この話し合いの中で自分がいかに恵まれた環境にいるかを改めて実感した。教育に関わっていきたいという私にとって40年弱現場で働いてきた両親の生の声は本当に有り難かったし、教師とは別の教育に関わる道も教えてくれた。

 

価値観の違いも「まぁ年代や今いる環境も違ったそうなるよな~」と最後には理解を示してくれた。

 

確かにシビアな意見もいっぱいもらったけど明らかに今までとは違う雰囲気の話し合いになった。

 

結局今回は晩御飯を食べながら、泣くこともなく、感情的になることもなく、しっかりと話し合えた。途中お互い笑顔になる瞬間もあった。進路の話をしてる時に笑いあったのは初めてだった。

今までの人生史上、一番しっかりと両親と将来の話ができた。

 

きっと親子共にこういった大事な話をすることが苦手だった(1回うまく話せないからとLINEで意見を送ってこられたこともあった)けどなんだか一歩進んだ気がする。

 

人によっては大したことじゃないかもしれないけど私にとってはきっと、とっても大きな一歩になった。

 

(※ ふだんは仲良し家族です🙌)

 

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