さんまのさんぽ。

一歩進んでは立ち止まる、22歳大学生の雑記ブログ。

ちょっと前の自分に会った。

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今日、大阪にあるNPOインターン説明会に行ってきました。

来ていた人は自分を含めて5人。

そこである大学生に出会いました。

 

 

 

名前はAさん。

京大の工学部を休学して起業を考えている同い年の方でした。

 

 

インターンをしたい理由や

なんで休学してるのかなどいろんな話を聞きました。

ビジネスプランでコンテストに優勝したこともあるらしい(すごい)。

 

そして、1時間ほど話を聞いていく中でふと気づいたことがありました。

 

 

それは彼がさっきから口癖のように何度も口にしている言葉

 

 

 

ビジネスで~

自分の将来を自分で考えて決めて~

ワクワクした生活送りたくて~

自由に生きたいんだよね

普通に就活なんかしたくない

 

 

 

言葉が全体的にふわふわしていて、

彼の言葉でないような感じも受けました。

  

 

 

そんな彼の様子を見て、私はこんなことを考えていました。

 

 

 

 

あれ?誰か似たようなこと言ってる人いたなぁ。誰だっけ?

 

 

 

 

「誰か」

 

 

その「誰か」が誰なのか、

気づくのに長い時間はかかりませんでした。

 

 

 

 

 

「誰か」は、自分でした。

 

 

 

4回生の夏から休学をして留学をする、と言っていました。

そのために国や語学学校を調べました。

でも結局、やめました。

 

その時、4回生の3月。

周りの同級生たちはガンガン就活をしていました。

 

 

就活に励むみんなを見つつ、

でも就活を始める気にもなれない私は今の彼と同じような言葉を並べていました。

 

「普通に就活なんてしたくない」

「自分の将来を自分で決めたいんよね」

 

あの時、なぜ自分がこんなことばかり言っていたのか

今になって言葉の裏に隠されていた自分の気持ちに気づきました。

 

あの時はただただこわかった

自分が何者でもないってことを知るのが。

 

 

みんなと同じフィールドに立って評価されて、

みんなと違うと思っていた自分、

自分にしか出来ないものを持っている自分像が崩れていって、

自分は何者でもないということを認めること、

自分は自分にすらなれていないということを認めることがこわかったんです。

 

だから就活を斜めに見て、

ひたすら自分の外に目を向けていました。

 

自分という人間に向き合うことから逃げていました。

 

自分の中を見つめるより、

外の問題を論じる方が楽だった。

 

 

でもこのままじゃいけないのは心のどこかで分かっていて。

毎日心に積もる理由のわからない焦燥感

 

そんな中、転機は急に訪れました。

 

友人から

「お試しと思って説明会行ってみれば?

タダで企業の話聞けるなんてお得やん」と言われ

確かになぁと思い企業説明会に初めて足を運んだのが4月下旬。

就活を始めるタイミングを失って頑なになっていた私は

ただ、後押しが欲しかったのかもしれません。

 

そうやって少しずつ就活を始めていくうちに

自分と向き合うことになりました。

 

だって自分と向き合わないと

本当にやりたいことなんて一生見えてこなかったから。

 

 

ayumi09116.hatenablog.com

 

 

自分は何者でもない、ただの一般ピーポー。

自分にできることは大抵誰かもできること。

 

 

でもそれでいいんです。

 

何者にもなれない自分を肯定してあげて

認めてあげること。

 

そしてその上で

自分は何者になりたいのか、

どんな自分でいたいのかを考えること。

 

これが大事なんだと気づいてきたのが最近。

 

 例えば

どんな自分でいたいかなぁ

あ、いつも自分に素直に生きて、生活を楽しんで笑っていたいなぁ。

じゃあ自分が「楽しさ」を感じるのはいつ誰とどんなことをしているときやろ?

ご飯食べながら友達と喋っている時、バイトしてお客さんと話してる時、、、

あ、「人とのつながり」の濃さが自分の「楽しさ」を左右してるんかも?〉

 

 

こうやって自分の感情の成分を紐解いていきます。

自分を自分で分解する作業

 

こうやって

考えていくといつか

自分の目指す日々の暮らしが見えてくるんじゃないかなーって思ってます。

 

自分は何者でもないということを認め、

自分に向き合うこと

 

 

思わぬところで自分を振り返ることになり、

いろんなことを感じられた出会いでした。